ある日、扇野の里、扇芳閣の専務さんからお電話がありました。「扇芳閣の一室をバリアフリールームに改装しようと思うのですが、センターのスタッフたちとともに会議を重ね、夢を語りながら本当に使える部屋にしたいのです。協力してもらえませんか?」と。
そして「どの部屋を使うか、どんなものを置くか、間取りもすべてお任せします。そのかわり、センターとしてもみなさんに勧めることのできる部屋にしてください」とおっしゃってくれました。
扇芳閣さんは今年5月にバリアフリー調査を行い、それらのデータはこのホームページ上でも発信しております。現状況は、館内にスロープやトイレがあり、車椅子対応のトイレのある客室もあります。ただ、お風呂などが車椅子では入ることは難しいのです。
専務曰く「うちはバリアフリーな旅館だと思っていたが、調査をしてもらい、いろいろ指摘をうけるうちに、お仕着せのバリアフリーだったことに気が付いたんですよ」と。そのころから、本当のバリアフリーにするためにと、考えてこられたのだとか。とても、うれしいお言葉でした。私たちの活動を理解していただき、もちろんそれらが利益に繋がると考えてくれているのです。来年5月に、伊勢志摩にまた、誰もが使える部屋がひとつ完成します。みなさん首を長くして待っていてくださいね。
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扇芳閣とセンターとの協同でつくりあげた
「だれもが便利で使いよくだれもが泊まりたくなる」
そんなユニバーサルルームがいよいよオープン!
平日1泊2食付
大人お1人様(税別) |
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■ユニバーサルルームの詳細は扇芳閣ホームページへ
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工事期間(中間確認2) 2003年6月21日(場所:扇芳閣)
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6月21日の扇芳閣プロジェクト会議は、工事の中間確認とユニバーサルルーム、テスト宿泊について話し合いがもたれました。.....続きを読む |
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