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 工事請負契約書調印 (2003年4月19日 場所:扇芳閣)

 今回の会議では、契約書を交わす段階になり関係者が全員そろいました。工事請負契約書に扇芳閣、村瀬建設さん、観光設計の馬渕さん、監修という役割でバリアフリーツアーセンターが捺印をしました。

 その後、仲西さんが作ってきてくれたユニバーサルルームの予告チラシをみんなで検討。2パターン作ってきていたので、それらを見比べながら、見やすさ、伝えたいこと文章の構成など話し合いました。

 又、新聞記者の方が数社見えていて、会議内容や谷口専務とセンター事務局長に取材をしていました。後日、朝日新聞とローカル三重、毎日新聞に掲載されました。




<出席者>
・ 野原明浩(バリアフリーツアーセンター)
・ 野口あゆみ(バリアフリーツアーセンター事務局長)
・ 野口幸一(バリアフリーツアーセンター副理事長)
・ 橋本隆夫(バリアフリーツアーセンター)
・ 玉川敬子(バリアフリーツアーセンター)
・ 野間史郎(バリアフリーツアーセンター)
・ 仲西正克(バリアフリーツアーセンター)
・ 谷口 徹 専務(扇芳閣)
・ 馬渕所長(設計士)
・ 村瀬専務(建設会社)

<4月19日に出た意見>
● 扇芳閣   ○ 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
 
 今回は、告知チラシの見本が出来てきたので構成について話をしたいと思います。
 「協働」という文字は良く使われているの?「共同」ではないのですか。
○ 今はNPO、ボランティア、市民団体関係などでよく使われているので良いのではないでしょうか。
 
 「予告」という文字は宿泊施設のパンフレットなどではあまり使わないので、変えてもらえますか。
○ ユニバーサルルーム7月完成予定!!をユニバーサルルーム7月20日オープンに変えて文字を縦に大きくしてはどうでしょう。
 
 モニタープランの部分をもう少し大きく載せた方が良いのではないでしょうか。
○ スペースが有るので大きくした方がチラシのポイントになって良いのではないでしょうか。
 
 会議風景に車椅子が写っている写真のほうが障害者の方を交えて話し合いをしましたということが見えて良いのではないでしょうか。
○ やっぱり車椅子が写っていないとすべて健常者に見えてしまうので、今日の会議の写真を取って載せ変えます。
 
 水曜日に限らず、他の日でも空いていれば、モニタープランにしてもいいと思っています。
○ 限定した日だと来られない人もいるけど、部屋が空いている日もモニタープランにして貰えるのであれば利用される方もふえるでしょうからうれしいです。
 
○ 文章の中に、プロジェクトメンバーのコメントを入れてみてはどうでしょう。
 コメントは次回のチラシに載せた方が良いのではないでしょうか。
 
○ 扇芳閣から行ける観光スポットを、余裕があれば文字紹介だけでも掲載してはどうでしょう。
○ そのような情報があれば宿泊客には喜ばれるでしょうね。
 
 モニターに参加して頂いた方にアンケートを提出して貰うようにしたいのですが、どのように対処いていきましょう。
○ 次回の会議までにアンケートのたたき台を作ってきて見て貰います。
 
 災害時に聴覚障害者の方にどのように伝えるかを考えているのですがどのようにすれば一番分かってもらえるでしょうか。
○ フラッシュライトかパトライトが確実に確認して貰えるけれど、リゾート感がなくなってしまうのも困るので天井に収納してしまうとか、おしゃれなやり方を考えて貰えればうれしいです。
 村瀬さんに施工までに考えて来て貰います。
 扇芳閣としては従業員がマスターキーでドアを開けて助けに行く方法が一番確実です。
○ ソフトでの対応になりますよね。
 
○ 津市の三重県立盲学校の教室で、2センチ角のキーボードスイッチが上下に並んだ形で、スイッチはオンを押してもオフを押しても戻ってくるものだったと思いました。
先端にマルとバツの凹凸が付いていれば指先で触れば分かると思うのですが、このようなものに出来ないでしょうか。
 そのようなスイッチがあるのは知りませんがやり方を変えれば出来ると思いますが、同じような物が有るかを村瀬さんに探してもらいます。
 
<扇芳閣プロジェクトに参加して>

今回の会議では、予告のチラシが出来て来たので文章の構成と写真の配置などについて色々な意見が飛び交いました。見本を見せてもらって、完成図、写真の配置や文章などが考えられていて、大変見やすかったです。又、災害時の対応についても一番大事なことなので各障害者に対して意見を出し合い、より良い安全を確保出来れば安心して宿泊できるのではないのでしょうか。次回は改修する部屋の確認と会議ですが、改築部屋はまだ内装の取り壊しをし、色々な物を外している途中でしょう。
(伊勢志摩バリアフリーツアーセンター 野原)



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