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 広告宣伝(告知)検討会 (2003年3月9日 場所:扇芳閣)

 今回の会議では、扇芳閣から1名、センターから7名で、ユニバーサルルームをどのようにセンターで宣伝していくのか、また、PR用パンフレットを作るのと、料金設定について話し合われました。
 マスコミなどに対して、どのようなかたちで働きかけをしていくのか、相談しました。

  今回からの聴覚障害者の仲西正克さんにも会議に加わって貰いました。会議内容をパソコンに打ち込みながら、聴覚障害者の方に画面を読んでもらう要約筆記を取り入れました。担当のボランティアの方も初めての要約筆記だったので戸惑っていましたが、うまく出来ていたのではないでしょうか。キーボード操作が早いので驚きました。
 今まで聴覚の方がメンバーに居なかったので、危険箇所や避難誘導などで、どう行った所に困っているのかを聞けて助かります。




<出席者>
・ 野原明浩(バリアフリーツアーセンター)
・ 野口あゆみ(バリアフリーツアーセンター事務局長)
  ・ 野口幸一(バリアフリーツアーセンター副理事長)
・ 橋本隆夫(バリアフリーツアーセンター)
・ 玉川敬子(バリアフリーツアーセンター)
・ 野間史郎(バリアフリーツアーセンター)
・ 仲西正克(バリアフリーツアーセンター)
・ 谷口 徹 専務(扇芳閣)

<3月9日に出た意見>
● 扇芳閣   ○ 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
 
 まず、どこでどのような方法で売って行こうということですが。ツアーセンターに多い問い合わせや、どういうニーズが多いか聞かせて貰えますか。
○ ツアーセンターがテレビ(アンビリーバボーやNHK)で紹介して貰ってから、問い合わせ内容が変わってきています。いままでは高齢者の家族連れが多かったが、子供やご主人、奥さん、が障害持っている家族とか、車椅子利用者など幅がひろくなってきている。障害者の人たちの間でもセンターの必要性を認められているのだと思います。又、障害者の人たちも外に出てきているということになりますよね。
○ 改修した部屋を、テレビや新聞などメディアに取上げて貰えるような切り口で提案していくと効果が有るのでは。(やはりメディアの威力は大きいです。)障害者や高齢者の方はテレビ、新聞をよく見ますし。
 
 ツアーセンターで販売をすることは出来ないでしょうか。
○ 旅行業務主任者の免許を持っていないと予約販売でマージンを取る事や主催のモニターツアーすることが出来ない。
 ツアーセンターはまだ資格を待っていないので販売する事が出来ないということですね。
○ 販売は出来ないけれども、問い合わせに対して新しい部屋を勧めることは出来る。
 でも旅行会社を使う事はツアーセンターのメリットにならないですよね。それでは今までの部屋の売り方と一緒。扇芳閣としては、ツアーセンターが自立できるよう、お金が入るシステムを作り出したい。そして、ツアーセンター監修だからこそ色々な助言を添えて部屋を売る事が出来そう。
○ そこまで考えていただけるのは大変うれしいです。
 ツアーセンターに協賛金とすれば扇芳閣から払うことも可能です。
 
 扇芳閣としては、当事者のモデルを使い、モニター旅行をして頂き、ありのままのレポートを書いて貰い、それをホームページに載せたいです。
○ モデルをセンターとしてもイメージして募集を考えてもいいですね。
○ ひとつの旅館がバリアフリーに動いてくれたことは、宣伝の注目度が上がります。と利点になる。
 改修した部屋が完成すれば、モニターツアーを兼ねて、TVなどで番組にして貰うとか。「玉川ちゃんにモデルとなってもらい、人肌脱いでもらうとか」。
○ ツアーセンターとしてのモニターツアーをするというのはひとつのいい案。
 
 チラシを作成するということについて、どのようにしていきましょうか、費用は扇芳閣がだしますが、内容をみんなで考えたい。
○ 扇芳閣のパンフレットに、新しい部屋を中心にしたものを作ってみてはどうか。ツアーセンターに問い合わせに来たお客さんに見せやすい。
○ 会議の過程の場面を写真にとってチラシに載せて、しっかり考えて作りましたということを見せていきたい。
○ 改修した部屋のコンセプトをちゃんと紹介できたらいい、ただ、障害者に対応しているというだけではなく、一般客にもくつろいで貰えるようなものということも伝えていかなければなりません。
 仲西さんのほうでチラシの見積もりをして貰って、次回までに素案をもってきて貰うのはどうですか。
○ チラシ内容は、メンバーで相談したり、メールなどで協力して行きましょう。
 ゆくゆくは扇芳閣のパンフレットをユニバーサル視点にしたものにしていきたいが、今回はとりあえずチラシ。
 
<扇芳閣プロジェクトに参加して>

この会議では、利用料金と宣伝方法などについて話が進みました。宣伝の仕方でお客の利用もぜんぜん違ってくるので色々な意見が出ていました。またセンターの存続のための利益につながる方法も考えて貰えてよかったです。次回は詳細な図面と見積りの話し合いなので、色々な意見が出るでしょう。
(伊勢志摩バリアフリーツアーセンター 野原)



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