今日は第二回目の検討会議です。前回出されたみんなの意見を反映した新しい図面が出来上がりました。
主な改善点は、和室を通らなくても段差無く風呂場に行けるということ。部屋の入り口から直進してスロープを上がればすぐに脱衣所です。その上、トイレも近く、前回のUDルームとは違い、浴槽とシャワーが同室にあるので、とっても使い勝手が良くなっています。それらが私たちが思いもよらない方法で、叶っているのです。さすがプロ。素晴らしい。
でも、それでOKというわけには行きません。さらに煮詰めて、煮詰めて、より良いものを目指します。
例えば
・洗面所に位置を室内から更衣室にしてもらうとか、
・引き戸ではなくスライドドアにする。等々
前回のUDルームのコンセプトは、誰が泊まっても心地の良いお部屋!ということで、必要以上にバリアフリー色を出さない工夫をあえてしてきました。
しかしあれから3年。時代も風潮も変わり、世間のバリアフリーについての理解度もUP!また、それそのものが売りになる時代と考えて今回はよりきめ細かく、解かり易い形で提供いたします。その一例がスライドドアであり、文字放送対応の液晶TVです。もちろん、前回同様、お部屋の雰囲気を損なわないように最善の工夫をいたします。
そんな訳で、前回のUDルームより、格段良いお部屋になりそうです。
めでたく完成いたしましたあかつきには、待望のモニター宿泊も予定しておりますのでお楽しみに!
しかし、それまで、まだまだ検討会は続くのでした。
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<出席者>
・谷口徹専務(扇芳閣)
・馬渕先生(株式会社 観光設計)
・村瀬専務(建設会社)
・野口あゆみ(バリアフリーツアーセンター事務局長)
・野口幸一(バリアフリーツアーセンター副理事長)
・野原明浩(バリアフリーツアーセンター)
・斉藤秀世(バリアフリーツアーセンター)
・窪寺恭秀(バリアフリーツアーセンター)
・加藤陽子(バリアフリーツアーセンター)
・中村千枝(バリアフリーツアーセンター)
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