|
8月5日(火)のとても暑い日、鳥羽市社会福祉協議会のイベントで、一日福祉体験と称して中学生20数名対象にチェアウォーカーのことを知ってもらうための講習会を行いました。
夏休み中の子供たちだから、ただ、話を聞くだけなんてものよりもっとお遊び的な要素を入れたほうが真剣に取り組んでもらえるかな?とひそかな期待を抱いて、三重県の車椅子バスケットのチーム「チャリオッツ」のメンバー7名に協力していただき、子供たちに「車椅子バスケット体験」を行ってもらうことに。
はじめは専門員でもある女性バスケット選手個人に指導をお願いしていたのですが、「えー、一人でバスケしてもおもろない」というごもっともな意見より、複数メンバーを集めてもらいました。ありがたや。
ということで、昼から鳥羽市営体育館にてチャリオッツによる車椅子バスケ体験が行われました。
始まりは車椅子を見るのも初めてという子もいるので、社会福祉協議会の前田さんからの説明とツアーセンター事務局長からのチェアウォーカーとはと?いったお話を短時間で済ませ、チャリオッツにバトンタッチ。
まず、チャリオッツの3対3の迫力ある試合を見てもらい、次に生徒たちを班わけし、バスケ用の車椅子でまっすぐ進んで、バックしてくるといった基礎練習。あと、車椅子で鬼ごっこ、車椅子でシュート練習などなど、負けたらバツゲームもつけて、実に遊びやゲーム感覚を上手くとりいれ、班ごと競い合って上達するという環境をつくり、短時間でみんな上手くなってきました。ムキになって練習するバスケ部員の女の子ととかもいて、チャリオッツの指導力はすごいなと感心。やりはじめたすぐは、中学生たちに車椅子バスケ体験って出来るのかな?と思ったけれどなんと後半バスケの試合までしました。これがまたみんな上手くなっていて、シュートもしているし、きちんとした試合になりつつあったよ。
終わったあと、生徒みんなの顔が最初と変わっていて、とっても楽しそうでした。
最後にこれら、今日体験したことをぜひ、家の人、友達にも教えてあげてねと伝え、講習会は終了。みんなの心の中でどんな夏休みの一日になったのかな?皆さんお疲れ様でした。
|