11月16日、伊勢市福祉マップ「ハートフルタウンいせ」が伊勢市近郊の福祉マップ民間ボランティアグループ 「伊勢市福祉マップつくりの会」より発行されました。

　 「ハートフルタウンいせ」には、伊勢市周辺の公共施設・病院・公衆トイレ・駅・銀行など、103件ものバリアフリー状況が掲載されています。各施設の車椅子駐車場、出入口の状況、トイレなどが詳しく紹介されており、特に車椅子駐車場の位置やトイレの間取りは非常にわかりやすく描かれています。

　この冊子をつくるきっかけとなったのは、「伊勢市福祉マップつくりの会」代表谷真人氏のご家族が病に侵され、車椅子生活を余儀なくされたことにより、外に出歩かなくなってしまったことだと、この冊子にも書かれています。障害者や高齢者が家に閉じこもりがちになってしまうのは「まちの創り方」に問題があるのではという思いで、この会を立ち上げたという。やはり、生活の場に多くのバリアが存在する場合、困ることも多いでしょう。そういったことから公共施設・病院を中心にバリアフリー調査を行い、それをまとめあげたのが「ハートフルタウンいせ」です。