テレフォンカードをお持ちの方はちょっと手にとって見てください。一辺に一つ、二つくぼみ(切れ込み)があるでしょう?これ、何のためについているかご存知ですか?
カードを機械に入れるとき、一瞬どの向きで入れたらいいか?なんて悩むことありません?そのくぼみを触れることにより、すぐ理解できるのです。これは視覚障害者にはもちろん、誰にだって、便利ですよね?
このような配慮はカード類だけではありません。実はおなじみ官製ハガキにもくぼみがついたものがあります。ハガキの上下、裏表がわかりやすいように左下にくぼみが作られているのです。これは郵便局にて普通のハガキ同様に販売されています。他にも、最近は紙パックの乳製品(牛乳など)の頭にもくぼみが付けられています。ジュースやサラダ油など紙パック製品もいろいろ出てきているから、視覚障害者の間違った購入を避けることができますよね。
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