皆さまの協力を得られて今日まで活動し続けてこられた伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが、国土交通省の「第一回バリアフリー化推進功労者大臣表彰」を平成20年3月に受賞しました!!
平成18年12月の「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」の施行を受けて、公共交通機関、建築物、道路、駐車場、都市公園などの総合的かつ一体的なバリアフリー化を進めるとともに、国民のバリアフリー化に関する意識の啓発にと努めている国土交通省。
それらに関連してバリアフリー化推進における多大な貢献が認められた者を表彰し、優れた取り組みを広く普及・奨励することを目的として「国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」制度を19年度より創設されました。
その第一回目の表彰に、中部運輸局の推薦より、バリアフリー施策の普及・啓発に多大な貢献があったとして、特定非営利活動法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが受賞したのです。
このような結果を得られたのも、常日頃、調査などにご協力していただいている地元障害者メンバーである専門員のみなさん、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターを暖かく見守り、バリアフリーに力を入れてくださっている伊勢志摩の事業者さん、行政、そして、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターを利用して下って伊勢志摩にいらしてくれたお客様、みんなのおかげだと感じております。
もちろん、これがゴールではありません。
さらに伊勢志摩観光のバリアフリー化を進めるとともに、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが活動運営できる全国モデルとなり、他の観光地においてもツアーセンターが発足できるように活動を広めていきます。
国土交通省 第一回バリアフリー化推進功労者大臣表彰
平成19年度の国土交通省のバリアフリー化推進功労者表彰授賞に続いて翌年、平成20年12月に内閣府バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰内閣府特命大臣表彰奨励賞を伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが受賞しました。
実は、内閣府のバリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰は4年前にもノミネートされ、選考委員自らがヒアリングにみえましたが、当時三重県の伊勢志摩再生プロジェクトの事業の一環として、一部県からの補助金がある状態での活動であったため選考するには継続性を考えると難しいと判断。という経緯で受賞は見送りになった経験があります。
そして、今回の選考のヒアリングには、当時ヒアリングに来ていただいた選考委員の方が再来訪していただき、その後の伊勢志摩バリアフリーツアーセンターをしっかと見ていただいた上での、受賞となりました。
年月を越えてから、同じ選考委員の目でみていただいた上で受賞いただいたということは、4年前当時に比べて、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターはこれからも継続していけるNPOであると認めていただけたのだと思うと、同時に、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターをここに現存することの責任をこれからも担っていなかければと、心に誓うのでした。
内閣府 バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰