伊勢志摩バリアフリーツアーセンター　＞　バリアフリーアクティビティ情報　＞　ウォーターボール体験

ご注意： 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは、障害のある方のウォーターボール体験についてのご相談やアドバイスを承っております。
一般の方のご予約・お問い合わせは、直接、志摩自然学校　TEL：0599-72-1733　へお願いいたします。

ウォーターボールとは、ビニール製の巨大ボールの中に人間が入り、水に浮かんで楽しむというもの。さまざまなアウトドア＆ネイチャープログラムを提供している、志摩市の「志摩自然学校」さんで体験できます。車いすの方でも楽しめるらしい？！という噂を聞いて、さっそく、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのチェアウォーカースタッフが体験してきましたよ。

会場は、志摩市の「次郎六郎海水浴場」。ともやま公園の一角、英虞（あご）湾に面した、水のきれいな海水浴場です。

車いすの方の場合、まずは、ランディーズ（水陸両用介助式車いす）に乗り込み、砂浜を波打ち際まで移動。

センターのチェアウォーカースタッフ野原は、脊髄損傷で下半身は全く動かないのですが、砂浜に引いてあるブルーシートに座り、ほふく前進か横座りの状態で、ウォーターボールの中へ。
乗り込む時はボールの中に多少の空気が入れてあり、人が入るのに十分なスペースが作ってあります。

そこに人間（定員2名　合計130キロまで同乗可能）が入り、 もう一度空気を入れて、ダブルファスナーで密封したら、準備完了！

そこから、動ける人はハイハイをして、動けない人はそれなりに？？進んで、水に入ります。

その後は、お任せ状態。
インストラクターが、ボールをカヌーで牽引してくれるので、
寝そべって空を眺めたり、
海中をのぞいたり、
ごろごろ転がったり・・・。

ここで体験してもらいたいのは、自然と一体になって楽しむこと。
海の中や、空の色や、波の音を体感してもらうのが狙いです。

ボールの中は、こんなかんじです。

なんとも言えない浮遊感。
とっても不思議な空間です。
アラ50(フィフ)の大人二人も、童心に返って楽しみました！

ボールの開口は結構広いので、
全身障がいの方でも、だっこして入れる子供なら、十分に体験が可能です。

それから、ビニール越しでも、足に触れる海水の冷たさや波を感じるので、
その浮遊感といい、視覚障がい者にもオススメ。

また中に入って気づいたのは、音が共鳴して、なんだか宇宙船の中にいるみたい。
これは聴覚障がい者も楽しめるのではないかな？
音を身体で感じる事ができます。
おそらく、自分の声や波の音を、ボールの中で音の振動として感じることができるのではないでしょうか。

 

…という具合に、体験する人それぞれのバリアフリーな楽しみ方を見つけられそうでした。

このウォーターボールは、志摩自然学校（外部サイト）にて体験することができます。
体験料金は、大人5000円、 小人（小学生以下）4000円。
ウォーターボールで海上の浮遊体験（15分程度）を楽しんだ後、
シーカヤック体験、またはデコフレームづくりとのセットになっています。

障がいのある方で、ご興味のある方は、まずは伊勢志摩バリアフリーツアーセンターまでお問い合わせください。詳しくご説明いたします！

英虞湾に面した登茂山（ともやま）公園を拠点地に、恵まれた豊かな自然を先生として、四季を感じるさまざまなアウトドア＆ネイチャープログラムを提供しています。

〒517-0603　三重県志摩市大王町波切2199　ともやま公園
TEL：0599-72-1733　FAX：0599-72-1736
ホームページ：http://www.shima-sg.com/