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伊勢志摩バリアフリーツアーセンター

電話 0599-21-0550  ファックス 0599-21-0585

開局時間:9時30分〜17時
木曜日定休
E-mail:
iseshima@barifuri.com

志摩ロードパーティ バリアフリーパーティラン

志摩ロードパーティ バリアフリーパーティランとは?

「志摩市」の誕生を記念して、2005年に始まった「志摩ロードパーティ」。地元有志らによる小規模な手づくり大会から始まったこのマラソン大会も、今や行政や企業を巻き込んで大きく成長。首都圏から離れた地方での開催にもかかわらず、全国から最大10,000人ものランナーや観客が集まる、三重県最大級のスポーツイベントに成長しました。

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは、バリアフリーな大会を目指して、初回大会からサポートを行ってきました。そして2009年、「バリアフリーパーティラン」という、約2キロの障害者専用コースを新設!以降、県内外から車いす使用者をはじめ、さまざまな障害を持った方々が参加してくださっています。

障害者だけのスポーツイベントは全国にいくつもありますが、これほど規模の大きなマラソン大会の中の一種目としてバリアフリーコースが設けられ、しかも公道を走れる!というのは、(おそらく)この志摩ロードパーティだけ!!

このページでは、過去の大会写真とともに、「志摩ロードパーティ バリアフリーパーティラン」の魅力をご紹介します。

バリアフリーパーティランではタイムの計測は行いませんので、参加者一人ひとりのペースに合わせて走ることができます。また、ご希望の方には、それぞれのお身体の状態や体力に合わせ、ボランティアによる伴走サポートも行っています。
お父さんは10キロ、障害のある息子さんはボランティアと一緒にバリアフリーパーティラン、お母さんと娘はパルケパーティラン…そんなふうに、家族全員が自分に合ったコースに挑戦できるのも、志摩ロードパーティならではの魅力です。
「パーティラン」という名前のとおり、みんなで楽しく、志摩の春を満喫してください!

コース途中にある的矢湾大橋の写真
2017年参加者の集合写真

バリアフリーパーティランのコースってどんなの?

バリアフリーパーティランは、車いす使用や視覚障害などの身体障害の方、知的・発達障害や内部障害の方、高齢の方など、レース参加に対して身体的に不安がある方とその伴走者専用の種目です。速さを競う種目ではありませんので、沿道の景色を満喫しながら、楽しく走ってください。

スタート・ゴールは、テーマパーク「志摩スペイン村」エントランス付近。
スタート後、平らな道を約200メートル走るといきなり、急な上り坂が待っています。長さは150メートルほど。でも大丈夫!ここには、通称「坂道ボランティア」という元気なボランティアたちが待っていて、車いすで自力で坂を上がるのが難しい場合はサポートしてくれますよ。

その後はアップダウンのある道路(通称:パールロード)を走り、赤い的矢湾大橋を渡ります。この橋からの景色は絶景!少し足をゆるめて、写真を撮るのもいいですね。

橋を渡りきり、坂を少し上ったら折り返し地点です。バリアフリーパーティラン専用の給水所も用意されていますよ。
折り返したら、残りあと1キロ!スペイン村のゴールに向かって帰りましょう。

下記のコース図をクリックすると、PDFが別ウィンドウで開きます。

志摩ロードパーティ バリアフリーパーティラン コース図

過去のバリアフリーパーティランのようす

バリアフリーブース

バリアフリーパーティランの受付は、専用のバリアフリーブースにて。
ボランティアによる伴走を希望された方には、バリアフリーブースでボランティアとの引き合わせを行います。
ブースでは、会場内で利用できる車いすの貸し出しなども行っています。

バリアフリーブースでの受付のようす
受付が終わった車いす使用者

車いす対応仮設トイレ

車いす対応トイレはスペイン村の園内各所にありますが、バリアフリーブースのすぐ横にも車いす対応の仮設トイレを設置しますので、ご安心ください!

仮設の車いす対応トイレ2基
仮設の車いす対応トイレ内部のようす

視覚障害者対応

目の不自由な方には、伴走ボランティアを手配します。
10キロコースなど、バリアフリーパーティラン以外のコースに参加される視覚障害者でボランティアの手配を希望される方は、直前だと手配できないおそれがあるため、お早めにバリアフリーツアーセンターまでご相談ください。

白杖の選手と一緒に歩くボランティア
視覚障害の選手と伴走ボランティア

聴覚障害者対応

大会の式典には手話通訳がつきます。また、手話通訳者が本部に常駐しています。
バリアフリーブースでは筆談対応ができますので、お困りの際はお立ち寄りください。

総合案内所で手話対応を行う手話通訳
ステージ上での手話通訳のようす

バリアフリー準備体操

バリアフリーパーティランのスタート前には、車いすに座ったままでもできる準備体操をします。
作業療法士さんたちによる「リハビリ戦隊リハレンジャー」が、オリジナルの体操を教えてくれますよ。

リハレンジャーとの準備体操
みんなで準備体操をしているようす

バリアフリーパーティラン

<スタート>

10キロとハーフの選手がスタートしたあと、ゲートの下に移動して、いよいよバリアフリーパーティランのスタートです。俊足の人もいれば、車いす使用の人もいます。スタート時は混みあいますので、ぶつからないよう気をつけて!

スタート前 ゲート下に整列する選手たち
スタート直後 ダッシュする選手たち

<さまざまな参加者たち>

参加者のお身体の状態はいろいろ。 本人の希望に添ってサポート体制を決めるので、車いす使用者でも一人で走行する人、家族と一緒に走る人、ボランティアがサポートする人など、さまざまです。

一人で参加の車いす選手
ボランティアと一緒に走る車いす選手

車いすだけでなく、歩行器やバギー、杖での参加もOK。
また、高齢の方や知的障害・発達障害の方、歩行障害のある方など、一般のコースにはちょっと参加しにくいな〜という方も、ぜひバリアフリーパーティランへ。

視覚障害があるため伴走のお父さんとの間をタオルでつないで走る選手
バギーで参加した選手とお父さん
伴走ボランティアと一緒に走る知的障害の選手
杖歩行の選手
大型バギーで参加した人工呼吸器装着の選手
ゴール前で車いすを歩行器に替えてゴールを目指す選手

一人で走るのに不安のある人は、家族や仲間、ボランティアと一緒に。初めは不安を感じていても、走り終わったときには「来年はもっと早く走りたい!」と新たな意欲が沸いてくる人も多いそうです。

家族や施設スタッフと一緒に参加する選手
伴走者と一緒に走る選手

<コース途中の坂道>

コースには、行きと帰りの2ヶ所に急な坂がありますが、車いすの方は、待機している坂道専門のボランティアがサポートしますので安心してください。

コース途中の急な坂のようす
坂道でサポートを受ける車いす使用者

<仮装での参加>

実はバリアフリーパーティランは仮装OK。というか、仮装推奨なのです。
みなさんの仮装も年々レベルUP!常連さんにとっては、今年は何の仮装をしようかな?と、考えるのも楽しいそうですよ。
「パーティラン」という名前のとおり、みんなで楽しく走る大会です。皆さんも仮装での参加、大歓迎ですよ〜。

カオナシの仮装をした車いす使用の選手と、白雪姫の仮装の女の子
パンダの着ぐるみで走る選手と家族
ドラえもんの仮装で参加した車いす使用の選手と、ドラミちゃんの仮装をした伴走者
お揃いのウォーリーの仮装をした家族

<ポイント>

体温調整できない人は、霧吹きを持ってくるといいかも。晴れれば4月は結構暑いですよ。
逆に、風の強い日や雨降りの場合は、カイロなどの保温用品が欲しいこともあります。志摩市の天気を調べて、各自準備してくださいね。

霧吹きで水をかけてもらう車いす使用者

マスコミの取材もあるかも?撮影されては困る人は、事前にスタッフまでお知らせください。
また、スタッフが撮影した写真は、こんなふうにWebサイトなどでご紹介させていただく場合があります。載せないで!という方は、教えてくださいね。

テレビの取材を受ける車いす使用者

<バリアフリーレーン>

的矢湾大橋を渡り切ったら、上り坂を少し進んだところでUターン。もと来た道を、スペイン村に戻ります。
バリアフリーレーンは片側1車線分。折り返してからは、その幅の中で往路ランナーと復路ランナーがすれ違います。ぶつからないよう、進行方向の左側を走行してください。
また、隣の車線はゴールを目指す一般ランナーが走行しています。バリアフリーレーンをはみ出さないように注意しましょう。

折り返し地点のパイロンを回るバリアフリーパーティランの選手
バリアフリーレーンの中ですれ違う選手たちと、隣の車線を走る一般ランナーたち

<給水所>

折り返し地点には、バリアフリーパーティラン専用の給水所を設置。マラソンランナーになった気分で、水分補給をしてください!

給水所で待つボランティア
給水所のようす

<ゴール>

スタートも、ゴールも、他の種目の選手と同じゲートの下。特にゴールは、10キロのランナーと同じ時刻、同じ場所へのゴールです!
(黄色のゼッケンがバリアフリーパーティラン選手、水色のゼッケンが10キロのランナーです)

ゴールゲートをくぐる車いすの選手
10キロのランナーと同時にゴールした車いすの選手
ガッツポーズでゴールテープを切る選手と伴走者
杖歩行でゴールした選手と家族
ゴールテープを切る車いす選手
ゴール後、カメラに向かって手を上げる選手とその伴走者

特別賞に選ばれたみなさん

バリアフリーパーティランはタイムを計測しませんので、順位の表彰はありませんが、特別賞があります。
以下の写真は、2013年から2019年(バリアフリーパーティランが開催されなかった2016年を除く)のバリアフリー特別賞表彰のようすです。
商品は、パルケエスパーニャグッズだそうです!

2013年バリアフリー特別賞表彰 ステージ上で森脇健二さんのインタビューを受ける双子のKくんRくんと81歳のYさん
2014年のバリアフリー特別賞表彰のようす 雨の中での表彰式でした
2015年のバリアフリー特別賞表彰のようす
2017年のバリアフリー特別賞表彰のようす
2018年のバリアフリー特別賞表彰のようす
2019年のバリアフリー特別賞表彰のようす

会場でのスナップ写真

毎年参加してくださる常連さんに初参加の方々も加わって、皆さん和気あいあいと記念撮影。ここで知り合った仲間同士が友達となることも多く、会場はまるで同窓会の雰囲気。この輪のなかに、今度はあなたが加わってくださいね。

毎年参加の車いす選手とその家族、伴走ボランティアで記念撮影
お揃いのTシャツを着た施設からの参加者
ガッツポーズでカメラにおさまる車いす使用者グループ
車いすの青年と車いすの女の子
リハレンジャーと一緒に記念撮影した車いす使用者1名とその家族
車いすの青年2名で記念撮影

作業療法士の皆さんによる「リハレンジャー」は大人気! 会場では、ばりふり準備体操のほか、参加賞のお渡しも手伝ってくれました。今年も来てくれるかな?

ばりふり準備体操を行うリハレンジャー
参加賞を渡すリハレンジャー

ゲストランナーの森脇健二さん。毎年、バリアフリーパーティランの選手も激励してくださいます。感激です!

スタート前、バリアフリーパーティランの激励にきてくれた森脇さん
コース途中で、森脇さんからハイタッチしてもらったバリアフリーパーティランの選手

2019年のバリアフリーパーティラン、選手とボランティア一同での記念写真です。毎年、最後にみんなで写真を撮っています。みんな、完走した充実感いっぱいの笑顔です。 今年もこんな笑顔を見せてくださいね!

2019年バリアフリーパーティラン参加のみなさんで記念写真

雨が降ることもあります(雨ばかり、とも言います)

2012年のロードパーティ当日は、大会開催が危ぶまれるほどの荒天で、大雨となりました。
しかし、バリアフリーパーティラン申し込み者のうち約7割もの方が来てくださり、コースを短くして決行。
事故もなく、無事全員完走することができました。

雨の中でのスタート風景 雨の中のスタート。みなさんカッパに身を包み、けれど不思議なくらい笑顔です。

ボランティアに見守られながら力走する車いす使用者濡れた坂道だって自分の力で。

ピースしながら短縮コースを折り返す車いす使用者 短縮コースの折り返し地点でピース!

バギーでゴールする三人組 バギーだって、完全装備で完走です。

実は志摩ロードパーティは、その後もなぜか雨に降られ続け…。
2013年は、レース中に雨はあがったものの、受付時に激しい雨が降り。
2014年は、前日はとってもよいお天気だったのに、当日まさかの大雨が降り続き。
2015年は、朝から曇天で、祈っておりましたが結局降られてしまいました。
(2016年は、伊勢志摩サミットの関係で大会内容が変わったため、バリアフリーパーティランはありませんでした)
2017年、実に6年ぶりの晴天!!
なのに、2018年はまた小雨という結果に…。

でも、みなさんさすが!選手の方は毎年ほぼ全員、雨対策をして来てくださっています。
今後のロードパーティでも、開催の可否は当日のお天気状況を見ながら決定しますが、基本的には雨天決行です。雨が降りそうなときは、各自で確実な雨具や、保温グッズを準備してください。雨の降る確率の高さを考えると、雨が「降らなさそうでも」、念のためご用意いただくほうが良さそうです。
当日、雨の中を走るかどうかは、ご自身の体調を第一に判断してくださいね。

そして…「我こそは晴れ男、晴れ女」という方!
ぜひ、会場に太陽を連れてきてください。お待ちしています!!

身体をすっぽりおおうカッパを着た車いす使用者
足元をビニールでぐるぐる巻きにした車いす使用者
おそろいのピンクのポンチョを着た車いす使用の女の子二人
バギーへの雨対策

参加したい!という方へ

・開催日時:例年4月下旬
・申し込み開始:例年1月上旬ごろ
2023年は4月16日(日)に開催決定! 申し込み締切:2023年2月21日(火)

バリアフリーパーティランのお申し込みは、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターで受け付けます。 募集開始はホームページでお知らせします。
ここ数年、締切を待たずに定員に達することが続いています。定員を超えた場合はお断りすることになりますので、お早めにお申し込みください。

また、バリアフリーパーティランのお手伝いをしてくださるボランティアの方も募集します。2月ころに募集を始めますので、こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

志摩ロードパーティ バリアフリーボランティア

事前説明会

大会の約1週間前に、ボランティア説明会を開催します。バリアフリー部門のボランティアのみなさんへの説明は、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが担当します。
説明会の内容は、バリアフリーパーティランのポイントや、障害のある参加者への接し方、車いすの介助方法などのほか、当日の役割別の注意事項など。
バリアフリー部門のボランティアに応募してくださった方は、他部門のボランティアと異なり、このボランティア説明会への参加が必須となっていますので、よろしくお願いいたします。

事前説明会のようす
車いす介助のレクチャーのようす

大会当日 朝のボランティアミーティング

大会当日、集合したらまずはボランティアミーティングを行います。当日の大会運営のために大切なミーティングですので、ボランティアの皆さんは遅れないように集合してください。

朝のボランティアミーティング
詳細メモを読むボランティア

バリアフリーボランティアの活動のようす

選手のみなさんの受付が終わったら、 伴走ボランティアさんと選手をお引き合わせします。今回のパートナーはどんな方でしょうか?

白状の方とコミュニケーションをとるボランティア
一緒に走る車いす使用者とコミュニケーションをとるボランティア

伴走ボランティアは、沿道の声援を受けながら、一緒に楽しく走ります。

車いす使用の選手と伴走ボランティア
電動車いす使用の選手と伴走ボランティア

走ることに不安がある方に、安心して走っていただけるようにするのもボランティアの役目。手をつないだり、声をかけたりしながら行きましょう。

手をつないで走る選手とボランティア
声をかけあいながら走る伴走ボランティア

中には、走るのがとっても速い選手も…。伴走ボランティアさん、がんばれ!
速い選手には速く走れるボランティアさんについていただくようにしていますので、ご安心くださいね。

全速力で走る選手と、両脇でサポートするボランティア2名
スパートする選手とそれについていくボランティア2名

伴走だけがボランティアのお仕事ではありません。
選手の来場時間にあわせて駐車場での誘導をしたり、給水所を設営したり、走り終わった選手に完走賞を渡したり。コース全体に配置されたコース見守りボランティアさんは、いざというときに備えながら選手に声援を送ります。
たくさんの方々の協力によって志摩ロードパーティバリアフリーパーティランは、安全で楽しい大会となっています。

一時乗降場へ誘導するボランティア
給水所の設営を終えたボランティア
沿道から拍手で応援するボランティア
完走賞を渡す準備をしているボランティア

このように、バリアフリーボランティアのお仕事の内容はいろいろ。
ぜひ、バリアフリーパーティランの運営に、あなたの力を貸してくださいね。

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