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バリアフリーコンサルティング

バリアフリーコンサルティングについて

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは、設立以来20年以上にわたり、観光事業者をはじめ自治体や障害当事者へもアドバイスを行ってきた実績を生かし

  • バリアフリー改修アドバイス
  • バリアフリー化へのご提案
  • バリアフリー対応についてのご相談

など、さまざまなバリアフリーコンサルティングを実施しています。
これらのバリアフリーコンサルティングは、すべて有料となります。
お見積りいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

バリアフリー改修アドバイス

建築士の資格を持つスタッフを中心に、施設のバリアフリー改修についてアドバイスを行っております。
全国各地でさまざまなバリアフリー改修事例に触れてきた経験を活かし、障害を持つ方が“本当に使いやすい”バリアフリー改修をアドバイスします。
どのような障害者・高齢者を受け入れていくかターゲティングを行い改修の方向性を定めることにより、費用対効果の高い改修提案が可能です。
大がかりな改修計画は、施工主(事業所)だけでなく、設計士や工事業者の方々と共に進めます。それぞれが持つ専門の知識をすり合わせ、実現に向けて打ち合わせていきます。

また、観光庁などのバリアフリー化改修補助金を申請される場合は、補助金を得るためのポイントもレクチャーします。

アドバイス実績

  • 2003年・2006年 「扇芳閣プロジェクト」として、旅館「扇芳閣」ユニバーサルルーム新設にあたり全面的にアドバイス
  • 2011~2012年度 「伊勢市バリアフリー観光向上事業」にて、パーソナルバリアフリー基準による宿泊施設バリアフリー改修を監修
  • 2013年度~ 「鳥羽市バリアフリー改修事業補助相談事業」にて、バリアフリー改修アドバイス
  • 2018~2019年度 「志摩市宿泊施設等バリアフリー化改修事業」にて、バリアフリー改修アドバイス
  • 2020年度~ 観光庁の「宿泊施設バリアフリー化促進事業」や「宿泊施設のインバウンド対応支援事業」、「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業」、「ポストコロナを見据えた受入環境整備促進事業」、「宿泊施設インバウンド対応支援事業」などのバリアフリー改修に係わるアドバイスと申請サポート

など、現在までに延べ100件ほどの大小多岐にわたるバリアフリー改修アドバイスを実施しています。

当センターアドバイスによるバリアフリー改修例

  • 既存客室2室をバリアフリールーム1室に改修
  • スペースを生かした車いす対応トイレの新設
  • 店舗の段差解消
  • 観光スポットにスロープや手すりを設置
  • 施設周辺の悪路の整備
  • 適切な階段手すりの設置
  • 安全に入浴できる浴室設計
       など

バリアフリー化へのご提案

「うちのホテルは、車いすの人にとって利用しやすいの?」
「バリアフリーにおける顧客満足を高めていきたいけど、何をすればいいの?」
「だれもが楽しめるイベントを企画・運営していくためには、どんな気配りが必要?」
などの疑問について、ご提案いたします。
バリアフリー対応は、エレベーターや車いす対応トイレの設置などのハード面だけではなく、ソフト面でのおもてなしが備わってこそ実現します。
施設の状況によってハード面でのバリアフリー化が難しい場合でも、可能な範囲でのバリアフリー改修とともに、ソフト面での対応を広げていくことにより、自分たちの持ち味を生かしたバリアフリー化が可能です。
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは、パーソナルバリアフリー基準の考え方を基に、それぞれの事業者の持つ優れた特長を失うことなく、バリアを解消していく方法をアドバイスします。

目指したい理想を共有し、一緒に考えていきましょう。

バリアフリー対応についてのご相談

令和6年4月の改正障害者差別解消法の施行により、民間事業者による障害がある人への「合理的配慮の提供」が義務化されました。障害のある人から、社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応を求められたときには、事業者は負担が重すぎない範囲で対応することが求められます。しかし、どこまでが合理的配慮として対応すべき範囲で、どこからが負担が重すぎると考えてよい範囲なのかは、一律に線引きできるものではないため、対応に不安を感じる事業者もいると聞きます。

また、令和5年12月に改正された旅館業法では、「宿泊拒否事由の追加」により、カスタマーハラスメントに当たる特定の要求を行った者の宿泊を拒むことができるようになりました。しかし、障害のある方がバリアの除去を求めることは、宿泊拒否できる事由には該当しません。

これらの法律や制度を正しく理解し、適切な対応方法を学ぶことは、従業員が安心して職務に従事できる大きな要素となります。

伊勢志摩バリアフリーツアーセンターでは、観光事業者様とお客様の間に立つ「インタープリター(通訳者)」として、リスク回避のためのアドバイスや、問題が発生した場合の解決策のご提案などを行っております。
経験豊富な民間のNPOだからこそ実現できる、公平かつ、どなたでも納得できる解決へ導くため、お手伝いいたします。

また、観光・宿泊施設を会場として実施するバリアフリーワークショップも承っております。施設内をバリアフリーの視点から検証していただくことで、自施設の課題をみなで共有し、多様なお客様を受け入れるための準備ができると好評です。