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鳥羽水族館

施設概要

最終更新日:2025年2月

鳥羽水族館 エントランスホールの大水槽を見る車いす使用者

鳥羽水族館
エントランスホールの大水槽

鳥羽水族館(とばすいぞくかん)

日本で唯一、鳥羽水族館だけで飼育されているジュゴンや、仲良しラッコの「メイ」と「キラ」をはじめ、約1200種類もの生きものに会える、飼育種類数日本一の巨大水族館!愛称は「とばすい」。2025年に開館70周年を迎えた。
館内にはA~Lまで12のゾーンがあるが、順路はなく、自由に見て回ることができる。低い位置からガラスになっている水槽が多く、車いすの方はもちろん、子どもにも見やすい。
広い館内ではあっという間に時間が経ってしまうので、時間にじゅうぶん余裕を持って、遊びに行こう!

見る・楽しむ
入口段差なし、またはスロープなど
車いす対応トイレ
(4ヶ所)
貸し出し車いす
トイレ
オストメイト設備
ユニバーサルシート
公衆トイレ
施設内トイレ

駐車場

  • 平面駐車場は屋根付きで、雨の日でもほとんど濡れずに水族館入口まで行ける。
    駐車場入口にはスタッフが常駐しているので、車いすの方は申し出よう。

  • 平面駐車場には、障害者用駐車場が4台分ある。入庫の際に声を掛ければ、誘導してもらえる。
    一部、屋根がない区画もあるので、雨の日は注意。

  • 道路をはさんで向かい側にある、水族館専用立体駐車場。
    障害者用駐車場は、出口ゲート近くの外部に2台分あり。

見る・楽しむ

  • チケット売り場は、平面駐車場の端にある。チケット購入後は、階段またはエスカレーターで2階出入口へ向かうか、入館用エレベーターを利用する。

  • 入館用エレベーターへの入口。常時開放されている。

  • 入館用エレベーターは2台ある。奥が車いす対応エレベーター。ただし、内部は手前側の方が広い。

  • 奥側(右)、車いす対応エレベーター内部。入口幅80センチ、かご横幅145センチ、奥行き135センチ。鏡・車いす用操作盤・開延長ボタンあり。
    手前側(左)のエレベーターは、入口幅78センチ、かご横幅160センチ、奥行き150センチ。

  • 入館用エレベーターで3階へ。
    エレベーターを出ると、巨大な水槽と、空を泳ぐクジラが目に飛び込んでくる。傾斜約6度(勾配1/10)のスロープを下って、2階エントランスホールに到着。

  • 入館用スロープをエントランスホール側から見上げたところ。
    スロープ上部にレストラン「花さんご」がある。

  • 2階出入口へはエスカレーターがあるが、入館後に階段が10段ほどあるので、足が不自由な方やベビーカーの方はエレベーター利用がおすすめ。

  • エントランスホールにある、館内最大の水槽。サンゴ礁の海をイメージしていて、カラフルな魚たちやウミガメを、目の前で観察できる。

  • アシカショーの行われるAゾーン「パフォーマンススタジアム」。
    車いす用の観覧席あり。

  • 上るとアシカショー観覧席や海獣の王国の上部、下るとマリンギャラリーや海獣の王国の水槽へ行くスロープ。傾斜約6度(勾配1/10)。

  • Bゾーン「海獣の王国」は2018年リニューアル。プールを横切る透明チューブが設置され、中を歩きながら観察できる。

  • チューブの中に入ると、アシカやトドが泳いだり寝転んだり飛び込んだり、と大接近!

  • 海獣の王国での「お食事タイム」は、チューブの中・館内・3階デッキといろいろな場所から見学できる。

  • スロープを下った地下1階は、海獣の王国の水槽下部となっている。目の前を横切っていく海獣の大きさと速さにびっくり!

  • Cゾーン「古代の海」ゾーンの床下には、化石の展示が!

  • Fゾーン「ジャングルワールド」の一角では、カピバラに会える。運が良ければ、お食事タイムに居合わせることができるかも?

  • 水槽は、足元までガラス張りになっているものが多い。視線の低い子どもや車いすの方にも見やすく、迫力満点!

  • ほとんどの水槽前へスロープが整備されている。ただし、後から工事しているため、傾斜は5.5度(1/10.5)~8度(1/7)と、全般的にやや急。ベビーカーの利用も多いので気を付けて。

  • 館内の通路には扉が何か所かあるが、開きドアの横に自動ドアも設置されているので、車いすやベビーカーの方にもとても便利。

  • 日本で唯一飼育されているジュゴンの「セレナ」に会うには、Hゾーン「人魚の海」へ。

  • 仲良しラッコ「メイ」と「キラ」はIゾーン「極地の海」にいる。
    ※2025年3月より見学方法が変更。待機列に並んだ順に、約10名ずつが1分間ずつ水槽前で見学できるようになった。水槽前へはスロープで行ける。

  • ラッコのお食事タイムは1日3回。貝やイカをお腹に乗せて食べるようすはもちろん、飼育員さんとスキンシップする可愛い姿も必見!

  • Gゾーン「奇跡の森」は、2015年にオープンした。スロープを上がって向かう。傾斜は6.4度(1/9)、曲がった先は8度(1/7)とやや急。

  • 「奇跡の森」は、漁(すなど)るネコ「スナドリネコ」や、両生類・は虫類など水辺に暮らす生きものたちのコーナー。

  • 「奇跡の森」からの出口は吊り橋になっているので、車いすやベビーカーの方は、入口側のスロープまで戻って出よう。

  • Lゾーン「水の回廊」で行われる「セイウチふれあいタイム」の座席はベンチ式。車いす優先スペースも設けられている。

  • 「セイウチふれあいタイム」は大人気のイベントなので混雑することが多い。早めに会場へ行くのがおすすめ。

  • Lゾーンにあるタッチプールでは、タコやエイ、アナゴなどに触れる。
    視覚障害の方にもおすすめ。

  • 2013年にオープンした「へんな生きもの研究所」。水槽の中の「へんな生きもの」たちに付けられた説明文がとても面白いので必見!

  • 2階Hゾーン、ジュゴン水槽前にある大型エレベーター。2階と3階とをつなぐ。

  • 2階Hゾーン前エレベーター入口幅100センチ、かご横幅200センチ、奥行き260センチ。
    手すり・鏡・車いす用操作盤・開延長ボタンあり。

  • 2階Fゾーン前のエレベーター。3階Gゾーン「奇跡の森」入口や、中2階のトイレへ行ける。
    入口幅80センチ。手すり・鏡・車いす用操作盤あり。

食べる

  • エントランスホールにあるレストラン「花さんご」。
    正面入口へは階段があるが、車いすの場合は、入館用スロープ上部にある別の入口から入れる。

  • カフェテリアタイプのレストラン「ベイサイド」。2階のメインストリート端にある。

  • 「ベイサイド」は約100席。海の見える席もある。テーブル下高さ67センチ。
    セルフサービスだが、自分で取れない場合は手伝っていただける。

おみやげ

  • 2階、売店「プラザショップ」。2階のメインストリート端にある、大きなショップ。

車いす対応トイレ

  • 2階Hゾーン(ジュゴン)前車いす対応トイレ。
    館内でこのトイレのみ、ユニバーサルシートが設置されている。ベビーシートもあり。

  • ユニバーサルシートを開いたところ。

  • 2階Aゾーン 車いす対応トイレ。
    アシカショーの行われるパフォーマンススタジアム前のトイレ。ベビーシートあり。

  • Fゾーン下の中2階 車いす対応トイレ。Fゾーン前のエレベーターで中2階へ降りたところにある。
    ベビーシートなし。L型手すりのたて位置が遠いので注意。

  • 入館用エレベーターの中2階 車いす対応トイレ。入館用エレベーターでしか行けない場所にあるが、入館直後や帰宅前の利用に便利。
    ベビーシートあり。壁側の手すりはよこI型なので注意。
    2023年9月、オストメイト設備が設置された。

貸し出し・サービス

  • 貸出し用車いすは、入館用エレベーターの前やエントランスホールに用意されていて、自由に利用できる。

  • 貸出し用のベビーカー・シルバーカーはエントランスホールの一角に用意されていて、自由に利用できる。
    入館後に車いすが必要になった場合もこちらで借りられる。

  • 2階Hゾーン(ジュゴン)横のベビールーム。
    ベビーシート・お湯の出る流し台の他、個室が3室ある。

  • ベビールームの個室はロールカーテンで仕切れるので、気兼ねなく授乳や休憩ができる。

おすすめ/注意点

おすすめ

メインストリートから各ゾーンに自由に行くことができる、順路のない水族館。12あるゾーンには、上で紹介した他にも「コーラルリーフ・ダイビング」「ジャングルワールド」など特色を表すタイトルがついている。興味のある場所を好きなだけ楽しもう!

海獣の王国は、屋内からガラス越しの見学もできるほか、外に出て見学するスペースもある。混雑して見づらいときは、床をくりぬいたドームから顔を出すアザラシに注目。触れそうで可愛い。

「へんな生きもの研究所」は、小さなスペースながら、奇妙な生きものの水槽がところ狭しと並べられていて面白い。「ダイオウグソクムシ」にもここで会える。

通路各所にはベンチや丸窓があり、ひと休みできる。天気のいい日は、屋上のベイサイドストリートからの鳥羽湾の眺めが素晴らしい。2階廊下の窓は低い位置についていて、車いすの方や子どもの目線からも海がよく見える。

売店は館内に2ヶ所、エントランスホールの「メインショップ」とメインストリート端の「プラザショップ」。ぬいぐるみやお菓子、Tシャツに文房具とたくさんのお土産が揃う。品数が多くて目移りしてしまうので、買い物をする時間もスケジュールに組み込んでおこう。水のいきもののガチャガチャや、プリクラも見逃せない。

注意点

  • 館内スロープは5.5度(1/10.5)~8度(1/7)と、全体的にやや急で長い。車いす使用者で握力のない人や女性は、介助してくれる同行者同伴がおすすめ。
  • スロープは、車いすどうしがすれ違える幅はないものが多い。ベビーカーの利用も多いので、譲りあって。
  • 薄暗くしてある場所もあるので、足元に注意しよう。

基本データ

住所

〒517-8517 鳥羽市鳥羽三丁目3-6

TEL・FAX

TEL:0599-25-2555 FAX:0599-25-2587

公式サイト

https://www.aquarium.co.jp(外部サイト・別ページが開きます)

営業時間

9時30分~17時(入館は閉館時間の1時間前まで)
※GW(4/29~5/5)、夏季(8/1~8/31)は9時~17時30分

休館日

なし

料金
(2022年6月改正)

大人2,800円 小中学生1,600円 幼児(3歳以上)800円
障害者割引:大人2,000円 小中学生1,200円 幼児(3歳以上)600円
本人および介助者1名を割引。障害者手帳・療育手帳提示要。

アクセス

JR・近鉄鳥羽駅より、徒歩約12分
近鉄中之郷駅より、徒歩約3分
(※中之郷駅は無人駅のため、車いすで乗降の場合は事前に鳥羽駅 TEL:0599-25-2126 へ連絡を。ホームへはスロープあり)

駐車場

駐車台数:約500台
障害者用駐車場:6台(平面駐車場4台・立体駐車場2台)
料金:乗用車1回800円(JR鳥羽駅前の水族館駐車場は1回500円)
※2025年4月より、乗用車1回1,000円に料金改定

貸出し・サービス

車いす、ベビーカー、シルバーカー

ユニバーサルシート

2階Hゾーン前の車いす対応トイレにあり

オストメイト

入館用エレベーター中2階の車いす対応トイレにあり

レストラン

2ヶ所

マップ

「鳥羽水族館」を中心にして拡大表示するにはこちら(別ページが開きます)