色の変更

言語を選択

夫婦岩・二見興玉神社・二見海岸

施設概要

最終更新日:2025年1月

めおと岩

夫婦岩(めおといわ)

夫婦岩・二見興玉神社・二見海岸(めおといわ・ふたみおきたまじんじゃ・ふたみかいがん)

大小二つの岩がしめ縄で繋がれた名勝「夫婦岩(めおといわ)」。二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)の参道から見ることができる。
二見興玉神社は波が打ち寄せる海岸沿いに位置し、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)をまつる。表参道はほぼ平坦で、玉砂利も薄めなので参拝しやすい。潮風を感じ、時には波しぶきを浴びながらの参拝は思い出になるだろう。
神社表参道側の二見浦海岸の堤防にはスロープで上がることができ、海を眺めながらの散策が楽しめる。

見る・楽しむ
入口段差なし、またはスロープなど
車いす対応トイレ
貸し出し車いす
×
トイレ
オストメイト設備
ユニバーサルシート
公衆トイレ
施設内トイレ

駐車場

  • 二見興玉神社表参道側(二見旅館街側)の堤防沿いに公共の無料駐車場(二見浦公園駐車場)がある。約30台駐車可。
    奥に表参道入口の鳥居が見える。

  • 神社表参道入口の鳥居近くに、障害者専用駐車場(おもいやり駐車場)1台分あり。
    地面に車いすマークが付いているが、少しわかりにくい。

  • 二見興玉神社専用の駐車場は、表参道入口から200メートルほど離れた神社参集殿前にある。約15台駐車可。

見る・楽しむ

  • 表参道入口の鳥居。
    この先の参道は玉砂利敷き。

  • 左側に海を見ながら参道を進む。
    途中、右側にトイレ棟がある。

  • 二つ目の鳥居をくぐる。
    神社の方によると、参道の玉砂利はなるべく薄く敷くように心がけているとのこと。その言葉どおり、車いすでも比較的走行しやすい。

  • お札やお守りがいただける授与所。縁結び守りや、2つで1セットの夫婦守りのほか、猿田彦大神のお使いである蛙をかたどったものも。

  • 参拝前に、手水舎でお清めを。
    手水舎の水盤の中には、水をかけると願いが叶うといわれている蛙がいる。

  • 波が打ち寄せる海岸沿いに参道が続く。左側の海の中に夫婦岩が見える。
    強風の日は波しぶきがかかることもあるので注意!

  • 本殿の左側の海に夫婦岩が見える。
    入口の鳥居から本殿までは150メートルほど。

  • 本殿前へは段差なく行くことができ、車いすでも参拝しやすい。
    (※2024年9月現在、鈴を鳴らすための鈴緒(綱)は取り外し中)

  • 本殿のかえるの口の中に手を入れて、「蛙みくじ」を引こう。

  • 社務所入口。段差なく入れる。
    ご祈祷の申し込みやご朱印受付は社務所にて。

  • 夫婦岩にかかるしめ縄は、年に3回、地元の氏子たちにより張り替えられる。

  • 蛙は猿田彦大神のお使いとされる。無事帰る、貸した物が返る、若がえる等のご利益があるとか。

  • 本殿から奥に続く参道は東参道と呼ばれていて、隣接の「伊勢夫婦岩めおと横丁」方面まで続いている。
    東参道は舗装されているが、一部に石張りの箇所があり車いすだとややガタつく。

  • 東参道は途中までほぼ平らだが、禊橋に向かってゆるい上り坂になる。

  • 橋の前後はやや急な傾斜なので注意して。

  • さらに東参道を進むと、浜がある。遊泳はできないが砂浜に下りることができる。
    写真奥に見えているのは、伊勢夫婦岩めおと横丁の建物。

  • 浜へは、階段のほかスロープでも下りていける。

  • 東参道の入口をめおと横丁側から見たところ。
    東参道入口から本殿までは300メートルほど。

  • 表参道側の海岸堤防(駐車場の前)には上に上がれるスロープが2ヶ所設けられ、車いすやベビーカーでも堤防からの景色を楽しめる。
    写真は神社入口近くのスロープ。

  • もう1ヶ所、堤防に向かって左、公園駐車場入口近くにあるスロープ。

  • 堤防の上は、二見興玉神社から二見浦海水浴場方面まで約1キロほど歩けるようになっている。平坦なので散策に最適。

  • 堤防から伸びる突堤。二見興玉神社近くに2ヶ所ある。突堤の先まで歩いていける。

  • 手軽に海のそばまで行ける場所。

  • 突堤の先端まで行くと、視界のほとんどが海になり、まるで海の真ん中に来たかのよう。

  • 突堤にはゆるやかな傾斜があるので、車いすの方は介助者同伴がおすすめ。

食べる

  • 禊橋向こうの建物には飲食店などが入る。
    いちばん手前(橋寄り)は2024年オープンのカフェ「Bon Tin cafe 禊(ボンタンカフェみそぎ)」。

  • カフェ入口には5センチほどの段差1段あり。

  • 店内はハイチェアのカウンターのみで、車いすの方にはやや高いが、テイクアウトもできる。
    キャッシュレス制で、現金は使えないので注意。

おみやげ

現在、情報はございません。

車いす対応トイレ

  • 表参道途中のトイレ棟。
    一般トイレは24時間利用可、車いす対応トイレは8時~17時。

  • 車いす対応トイレ内部のようす。
    2020年の改修で、室内が広くなり、オストメイト・ユニバーサルシートが設置された。

貸し出し・サービス

現在、情報はございません。

おすすめ/注意点

おすすめ

その昔、倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大御神(あまてらすおおみかみ)のご鎮座の地を求めてこの地を訪れた時、あまりの美しさに二度も振り返ったことからその名がつけられたという二見浦。古来より、伊勢神宮参拝に先立っての禊の場とされてきた。
夫婦岩は、沖合の「興玉神石(おきたましんせき)」を遥拝するための鳥居の役目をしている。海をすぐ近くに感じながらの参拝は二見ならではの体験だ。

夏至の前後(5~7月ごろ)には2つの岩の間から日の出が望める。また、冬至の前後(11月~2月ごろ)には、岩の間から満月が昇る。

参道は表参道・東参道と二方向にあり、隣接の伊勢夫婦岩めおと横丁から東参道を通って参拝することもできる。CANばすに乗車し「夫婦岩東口・伊勢シーパラダイス前」で下車した場合は、東参道が便利。
二見浦公園駐車場は行楽シーズンには大変混み合うため、めおと横丁の駐車場(有料)に駐車し、東参道から参拝するのも一案だ。

表参道にあるトイレ棟は2020年に改修され、車いす対応トイレ内にオストメイトとユニバーサルシートが設置された。

二見浦海岸の堤防上は歩けるようになっていて、海に向かって張り出す突堤の先まで行くと、海の真ん中に来たような気分になる。気軽に海に近づけるので、参拝の前後にぜひ散策してみて!

【大注連縄張神事(おおしめなわはりしんじ)】
夫婦岩にかかるしめ縄は、1本が35メートル、重さ約4キロ、太さ10センチのものが計5本。年3回氏子によって張替えられる。参拝者は参道から手送りで大注連縄を送り、張り替えに参加することができる。
日時:5月5日、9月5日、12月中旬の土曜か日曜、午前10時より

注意点

  • 冬季は、高波を避けるため参道に波よけの板が立てられるので、参道から海は見えにくくなる。
  • 堤防上を二見浦海水浴場方面に向かった場合、途中にはスロープがなく、海水浴場付近まで下りられないので注意。
  • 鉄道の最寄り駅はJR二見浦駅だが、ホームから改札へは階段があり、エレベーターはないため、車いすや足の不自由な方はノンステップバスであるCANばす利用がおすすめ。

基本データ

住所

〒519-0602 伊勢市二見町江575(二見興玉神社)

TEL・FAX

二見興玉神社
TEL:0596-43-2020 FAX:0596-43-2015

公式サイト

https://futamiokitamajinja.or.jp(別ページが開きます)

営業時間

24時間
(お守りの授与などは、日の出から日の入りまで)

休館日

なし

料金

無料

アクセス

バス:鳥羽駅前・宇治山田駅前などから三重交通「CANばす」乗車、「夫婦岩東口・伊勢シーパラダイス前」下車、徒歩5分
車:伊勢自動車道から伊勢二見鳥羽ライン二見JCT下車後、約5分
電車:JR二見浦駅から徒歩約15分(駅には階段あり注意)

駐車場

神社専用:約15台

貸出し・サービス

なし

車いす対応トイレ

あり

ユニバーサルシート

あり

オストメイト

あり

レストラン

なし

マップ