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伊勢志摩スカイライン・朝熊山頂展望台

施設概要

最終更新日:2023年11月

朝熊山頂展望台から景色を眺める車いす使用者

朝熊山頂展望台からの景色

伊勢志摩スカイライン・朝熊山頂展望台(いせしますかいらいん・あさまやまさんちょうてんぼうだい)

伊勢志摩スカイラインは、伊勢市から朝熊(あさま)山を越えて鳥羽市内に通じる、全長約16キロの有料ドライブウェイ。標高500メートルの朝熊山頂展望台からは、伊勢志摩の全景が一望できるのはもちろん、お天気がよければ遥か富士山が望めることもある。晴れた日には外せない観光スポットだ。
山頂にある展望足湯へのスロープは、2010年に伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのアドバイスを受けて作られた。見晴らしのよい山頂広場へも、急ではあるがスロープで上がっていくことができる。

見る・楽しむ
入口段差なし、またはスロープなど
車いす対応トイレ
貸し出し車いす
トイレ
オストメイト設備
×
ユニバーサルシート
×
公衆トイレ
施設内トイレ

駐車場

  • 山頂駐車場(無料)には、乗用車約100台・大型バス5台駐車可能。

    駐車場のようす。山の上場にあるので、頭上には空が広々とひろがっている。
  • 障害者専用駐車場は2ヶ所に分かれて3台分ある。売店横のトイレ棟の前に2台分。端のほうはやや傾斜があるので注意。

    売店横の駐車場にある障害者専用駐車場のようす。
  • もう1ヶ所は、駐車場右端、展望足湯へ行くスロープの近くに1台分。
    写真右側に、足湯へのスロープを示す緑色の看板が写っている。

    もう1つの駐車場のようす。手前に障害者専用駐車スペース1台分が写っている。

見る・楽しむ

  • 写真左は駐車場側から山頂広場へ上がる坂道。斜度約10度。
    天空ポストのある場所に段差無しでいくには、左側の坂道を上る。
    展望足湯へ段差なしで行くには、右側の道を進む。

    駐車場からの道。右側の坂道は天空ポストのあるエリアへ、右側の道は展望足湯へ段差なしで行ける経路となっている。
  • 写真中央が展望足湯へ向かうスロープ。
    このスロープは伊勢志摩バリアフリーツアーセンターのアドバイスを受けて作られた。

    先の写真の右側の道を進んだようす。中央には展望足湯に続くスロープがある。スロープには手すりがついている。
  • スロープを上りきった先の展望足湯付近は、見晴らしのよいポイント。静かな海に浮かぶ大小の島々が目に飛び込んでくる。

    展望足湯付近で眼下の絶景を楽しむカップル。男性は車いすに乗っている。
  • 景色を眺めながらの足湯は最高!
    足湯右側には手すりあり。
    【足湯営業時間】10時~16時

    展望足湯を楽しむ車いすの男性のようす。
  • 足湯横には更衣室あり。タイツを履いている女性など、この更衣室を使うと良い。

    更衣室のようす。小さな小屋になっていて、室内は1畳程度の広さ。木製の棚が付いている。
  • 山頂広場から展望足湯方向を見下ろしたところ。写真右に展望足湯と更衣室が見える。地面は舗装されていない。

    山頂広場から展望足湯方向を見下ろしたところ。その向こうに青い海と浮かぶ島々が見える。
  • 足湯側から振り返って、山頂広場方向を見たところ。段差が何か所かあるので、車いすの方の自力走行は難しい。
    山頂広場へ行く場合は、遠回りだが一旦駐車場側へ戻り、スロープを上がろう。

    足湯側から振り返って、山頂広場方向を見たところ。ここからでは段差や階段があるので、車いすの方は別のルートから。
  • 山頂広場のようす。さえぎるものの無い頭上に青空が広がる。
    昔はここに「朝熊山レストハウス」があった。

    山頂広場のようす。青い海と、グラデーションのようにつながる青い空が見える。
  • 山頂広場には昔懐かしい丸型のポストが!
    このポストは「天空のポスト」と呼ばれていて、集配業務もちゃんと行われている。

    芝生の山頂広場にたたずむ「天空のポスト」のようす。昔ながらの赤い丸いポストだ。
  • 山頂広場から足湯側(海側)へ下りてくるスロープ。斜度は約9度、最大14度と急で、下りてからも足湯へは段差があるため、車いすの方の利用には向かない。

    山頂広場から足湯側(海側)へ下りてくるスロープのようす。傾斜はかなり急だ。
  • 売店の左側から、気軽に散策できる「さんぽ道」が整備されている。広がる海を見下ろしたり、四季折々の花と緑を愛でながら歩ける。

    整備された散策路、「さんぽみち」のようす。
  • 「さんぽ道」の途中から売店方向を見上げたところ。斜度は最大9度とかなり急な傾斜なので、車いすの方は介助者がいないと帰り道が大変。

    「さんぽ道」の坂道を下りる車いすの女性のようす。
  • 途中の広場にはハンモックが用意されている。そよ風に吹かれてのお昼寝もできるかも?

    さんぽ道の途中にある広場に設置されているハンモックのようす。
  • 途中、未舗装の道になるが、路面は固いので、車いすの方でも介助があれば散策できそう。ただし道には起伏あり。

    舗装されていないさんぽ道のようす。
  • 坂を上りきったところは勘吉台(かんきちだい)と呼ばれる広場。右方向に鳥羽の海、左方向に伊勢の町の両方が見渡せる、絶景ポイントだ。

    さんぽ道の奥にある広場のようす。ベンチが置かれ、鳥羽の町、その奥には答志島が見える。
  • 左側が朝熊山頂売店、右側がお食事処「朝熊茶屋」。

    左手にあさま山頂売店、右手に食事処あさまちゃやが見える。

食べる

  • お食事処「朝熊茶屋」店内のようす。
    セルフサービスの軽食処。

  • テーブル席あり。

おみやげ

  • 売店は、駐車場から階段3段分下がっている。
    角にスロープがあるが、かなり急なので注意して。

    駐車場から売店までの3段の階段と、その脇に設置されたスロープのようす。
  • スロープを売店側から見たところ。
    車いすの方は、介助してもらって下りないとやや危険。

    駐車場から売店へのスロープを別角度から見たようす。傾斜がかなり急なので、車いすの方は介助が必要。
  • 売店入口は自動ドア2ヶ所、段差なし。

    売店入口のようす。自動ドアになっている。
  • 伊勢志摩の名産品の販売のほか、観光パンフレットも手に入る。

    売店内のようす。たくさんの商品が並ぶ。

車いす対応トイレ

  • トイレ棟は売店の左側にある。別棟なので、売店が閉まっている時間でも使用できる。

    売店の左横にある公衆トイレ。左側が男性用、右側が女性用、中央には車いす対応トイレがある。
  • 車いす対応トイレは中央にある。
    入口幅90センチ、手動引戸。

    車いす対応トイレの入口のようす。
  • 便器に向かって、たて215センチ、よこ210センチ。
    便器はバリアフリー型。温水洗浄便座なし。

    車いす対応トイレの個室内のようす。便器の左右にU字手すりが付いている。便器はバリアフリー型と呼ばれる小判型で、設備はかなり古い。
  • 手すりは左右ともU型固定。
    トイレットペーパーの位置が高いので注意。

    便器の形がわかる写真。バリアフリー型と呼ばれる小判型をしている。トイレットホルダーの位置が高いので、車いすの方は手が届きにくい。

貸し出し・サービス

  • 貸出し車いすは、売店に2台あり。

    貸出用車いす。自走式が1台あり。

おすすめ/注意点

おすすめ

伊勢側入口・鳥羽側入口があるが、伊勢側から入ると左側に海が見えるので、より景色が楽しめる。道路沿いの展望ポイントには、「伊勢志摩スカイライン」と書かれた白い看板(杭)が建っている。駐車できるスペースもところどころに設けられているので、時には車を停めながら、のんびり走って山頂へ。

展望足湯へは山頂広場の右端からスロープが続いているので、車は右寄りに停めると近くて便利。足湯は、まったく立てない方が利用するのは難しいが、足湯付近はとても見晴らしの良いポイントなので、ぜひスロープの上まで上ってみてほしい。

青空を背景に立つ「天空のポスト」は、三重県で3ヶ所目の「恋人の聖地」。集配業務も日曜日以外毎日行われているので、結婚報告やラブレターを投函してみては?切手とハガキは売店で買える。

介助できる同行者がいる場合は、「さんぽ道」の散策にもチャレンジ!5分ほど進み、坂を上りつめた先に、山頂最大の絶景ポイント「勘吉台」がある。この場所は、パラグライダー愛好家のテイクオフ地点としても有名。運が良ければ出会えるかも!
「さんぽ道」はまだ先へ続くが、勘吉台より先は路面が荒れているので、ここでUターンがおすすめ。

山頂広場周囲の石段は、かつて伊勢市内を走っていた路面電車(神都線)の敷石として使われていたもの。神都線は昭和36年に廃線となったが、敷石は朝熊山レストハウスの建設時に再利用された。レストハウスがなくなった今も、石段だけが残っている。

公式サイトから通行料金割引券が印刷できるので、忘れずに!(障害者割引も有り:半額)

注意点

  • 料金所では、ETCは利用できない。
  • 125cc以下の自動二輪車の通行は禁止。
  • カーブの多い道なので、安全第一のスロードライブで。
  • 山頂の展望スペースには段差が多く、散策路やスロープも急なので、車いすの方は介助できる方と一緒のほうが良い。
  • 展望足湯は、まったく立てない方の利用は難しい。

基本データ

住所

伊勢市宇治館町岩井田山677-1(伊勢料金所)

TEL・FAX

・三重県観光開発株式会社
TEL:059-226-6752 FAX:059-226-6755
・伊勢料金所 TEL:0596-22-1810
・朝熊山頂売店 TEL:0596-22-1248

公式サイト

https://www.iseshimaskyline.com(外部サイト・別ページが開きます)

営業時間
(2020年6月変更)

7時~19時 ※8月のみ7時~20時
6月27日・28日(金剛證寺開山忌):5時~19時
伊勢神宮奉納全国花火大会開催日:7時~22時
鳥羽みなとまつり花火大会開催日:7時~22時
12月31日7時~1月1日19時まで終夜営業
1月2日~1月第1月曜日まで:6時~19時

朝熊山頂売店・朝熊茶屋:9時~17時
展望足湯:10時~16時

休館日

なし

料金
(2019年10月改定)

126cc以上自動二輪車900円 普通車1,270円 障害者割引半額
展望足湯:大人100円・小人50円

アクセス

伊勢料金所まで、伊勢自動車道伊勢IC・伊勢西ICから車で約5分
料金所から山頂展望台まで約15分

駐車場

あり(無料)

貸出し・サービス

車いす

車いす対応トイレ

あり(1ヶ所)

ユニバーサルシート

なし

オストメイト

なし

レストラン

お食事処「朝熊茶屋」

マップ