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トップページ > バリフリのちから > プロジェクトNo.4 > 2006/7/14 第8回検討会
プロジェクトNO.4 扇野の宿 扇芳閣 ユニバーサルルーム 建築プロジェクト 第2弾

 第8回検討会 (2006年7月14日 場所:扇芳閣)

2006年7月14日 扇芳閣ユニバーサルデザインルーム待望のオープン!

いよいよ完成しました扇芳閣UDルーム!

今日は、マスコミの方々にも来ていただいてのお披露会です。前日にはセンター専門員及びHP担当の陽子ちゃんとその友人のHさん&1歳8ヶ月のお嬢さんの3人が宿泊。また、中部経済新聞の記者さんも同様にお泊まりしての取材。陽子ちゃん達は前夜から取材を受けていたそうです。

そして翌朝10時。各新聞社の皆さんとともに出来たてホヤホヤのUDルームで取材開始です。

信楽焼の浴槽&おしりすりすりベンチ

室内は落着いたベージュを基調に、洋室の入口や和室の障子にモダンなデザインが施してありました。そして広々とした室内。廊下やトイレも余裕の広さです。

トイレ

洗面

これにはセンター専門員の面々も大満足!ここにも、あそこにも私たちの思いが詰まっています。

第2弾UDルームのモニター宿泊の販売も始まっています。皆さんも是非ご利用下さい。そして感想やご意見をお聞かせ下さい。

『完成!』といってもこれで終わりではありません。扇芳閣さんは皆さんのご意見を基に、出来る限り改善して下さるそうです。

障害者や高齢者をはじめ、旅行に来ていただいたすべてのお客様が快適な一夜が過ごせます様に!そして、伊勢志摩の旅行が、楽しく思い出深いものになります様に!
 

客室

<出席者>
・谷口徹専務(扇芳閣)
・馬渕先生(株式会社 観光設計)
・岩佐政徳(株式会社 岩佐工務店 代表取締役)
・松本正富(株式会社 岩佐工務店 現場監督)
・野口あゆみ(バリアフリーツアーセンター事務局長)
・野口幸一(バリアフリーツアーセンター副理事長)
・野原明浩(バリアフリーツアーセンター)
・橋本隆夫(バリアフリーツアーセンター)
・玉川敬子(バリアフリーツアーセンター)
・中村千枝(バリアフリーツアーセンター)

間取り

客室

掘り炬燵


HASSY局長のブログでもご報告!
HASSY局長のハサカル日誌

2006年7月15日
「扇芳閣UDRオープン」

 
 今回取材を受けた記事の掲載日
 
毎日新聞    7月18日(火) 
読売新聞    7月18日(火) 
中日新聞    7月19日(水)
中部経済新聞  7月25日頃
 
 モニタープランについて
 
期間: 7月、9月1日〜10月末まで (但し祝祭日の前日及び一部指定日を除く)
価格: 1泊1名様12000円
定員: 1室5名 
お問い合わせ: 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター

※モニタープランでお泊りになられるお客様は、アンケートのご協力をお願いします。
 
 UDルームバリアフリー調査及びマスコミ公開日(今回来ていただけなかった方々へ)
 
7月23日(日)午後1時より
センター職員の野原さんをリーダーに、新しく出来たお部屋のバリフリ調査を行います。
また、調査結果は写真入でホームページにUPします。
 
 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター専門員 試泊体験の感想
 
伊勢志摩バリアフリーツアーセンター専門員の加藤です。近頃旅行のときなんかは車椅子を使ったりしておりますが、普段は松葉杖で過ごしております。今回は車椅子は使わず松葉杖でのお泊りです。友人とそのお子様(1歳3ヶ月)と一緒にお試し宿泊させていただきました。

部屋にはいるとまずすばらしい景色がひろがっており、これには友人も「きゃ〜素敵〜」と叫んでおりました。この日は天気も良くて海も空もくっきり見えてたんですよ。それと、天井のカーブが部屋の雰囲気をいっそう素敵にしております。UDルームといっても使いやすさだけでなくリラックスでき和める雰囲気は大事ですもんね。その点も自信持っておすすめできますよ〜。

早速和室の掘りこたつで夕食をいただきました。この掘りごたつ深さも深すぎず丁度良い。テーブルの高さもGOOD!こういった細かな高さや深さにもこだわって、このお部屋はつくられたのです!料理も豪華でした〜。

この部屋のメイン!?露天風呂へ入りました。まず、脱衣室入口にはスロープがあります。このスロープは部屋によって角度が違うのです。私の泊まった部屋は角度が緩やかでないほう。車椅子で腕力のない方には少しきついかもしれませんので、できたら緩いスロープのお部屋をおすすめします。そして、このスロープをあがったところに、脱衣室のドアがあります。ほんとはPUSH式の自動ドアが設置される予定なんですが、この時点では調整中で手動ドアになっておりました。でも、あらかじめこのドアを開けた状態にしてくれているため、車椅子の方でもスロープの途中で開けなきゃいけないなんて、難しいことする必要はありません。ご安心を。

脱衣室から浴槽まで幅広のベンチがあり、浴室内の移動が楽になっております。ただベンチは濡れていると少しすべりやすいかな〜と感じたのでお尻の下にバスタオルをひいてお尻すりすりして移動するのがいいかもしれません。実は、最終段階の現場チェックのとき出席することができず工事段階で意見をだすことができませんでした…。私の場合、浴槽周りの手すりの位置があわなかったりして、浴槽の出入り少し時間はかかりましたが、他のメンバーの意見をもとに浴槽周りの手すりは設置されておりますので、利用された方々の意見もきいてみたいなぁと思いました。

トイレに関しては、私の場合まったく問題ありませんでした。今回のトイレにはオストメイトの方にも少しでも利用しやすいようにと、シャワーを設けております。

そうそう、客室入口の扉!引き戸なんですよ〜。ホテルとか泊まったとき、出入りのし難さを感じる人は多いと思うんです。引き戸ってほとんどないですし、扉が重かったり、幅が狭かったり、鍵がしにくかったり・・・。それが見事に解消されてるお部屋です!他にもベッド間が車椅子でも余裕に入れる幅があったり、ベッドが寝返りのしやすいマットだったり…工夫があちこちにちりばめられてるんです。きっと気付かずに自然に使ってしまう部分もあると思いますよ〜。モニター宿泊も募集しているので、ぜひこの機会にこのお部屋の良さを実感してほしいです!

(伊勢志摩バリアフリーツアーセンター 専門員 加藤陽子)
 
 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター 野口あゆみ事務局長より ひとこと
 
今回、扇芳閣さんは第二弾ということで、前回とはまた一歩進んだUDRが出来たと思います。みんなの意見を取り入れながら、それらが実現していく様子、そしてその経過の中で伊勢志摩がどんどん変わってくる様子は私たち誇りでもあります。

第一弾でのUDRプロジェクトは、扇芳閣さんもツアーセンターも試行錯誤の手探り状態でしたが、二回目は慣れて、ひとつ言えば、それ以上のものが出来上がっていたりと、会議のたびにどんな風に変わっていくのかがとても楽しく、またみんなの意見もいろんな身体の状態を踏まえた意見が活発に出たと思います。

経営のこと、設計のこと、施工のこと、何も知らないド素人な私たちでありながら、扇芳閣さんをはじめ、株式会社 観光設計の馬渕先生、株式会社 岩佐工務店の岩佐さん、松本さんたちが同じ協働事業者として扱っていただき、私たちの意見をふんだんに取り入れていたけたことを心より感謝したします。

今後たくさんの方に泊まっていただくことになると思いますが、その都度またさまざまな意見が出てくると思います。そのときはもちろん、みなさんの声を反映させつつ、よりたくさんの方たちに快適に過ごしていただくように改良をお願いしていきたいと思います。

UDRプロジェクトに終わりはなく、こうして永遠に向上し続けていくことでしょう。
次はどこでお会いできるかな?

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