日本バリアフリー観光推進機構による2013年全国フォーラムのお知らせ

 

 NPO法人日本バリアフリー観光推進機構は、北海道から沖縄まで16団体のバリアフリー観光拠点をネットワークし、バリアフリーによる観光発展と地域社会のノーマライゼーション化を目指す全国組織です。本機構が開催する年に一度の全国フォーラムを、本年は、式年遷宮を迎えバリアフリー観光都市としてめざましい成果が上げられている伊勢市にて開催することになりました。
 今回の全国フォーラムのテーマは、当地で開発された「パーソナルバリアフリー基準」の基本理念の一つ『誰もがバリアを乗り越えて楽しめる観光地づくり』。モノのユニバーサルデザイン化だけに頼らずに、観光地につきもののバリアを楽しみ乗り越えることのできる観光再生と、まちづくりの可能性を探ります。
 また翌日のエクスカーションでは、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターがかかわって設立された参拝サポート団体「車いすde伊勢神宮参拝プロジェクト」の協力により、フォーラムに参加した障がい者の神宮参拝サポート、および参拝ボランティア体験を行います。

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参加お申し込みはこちらから

日時

 2013年6月21日(金)
  開場 9:00
  開会10:00 〜 閉会17:00

会場

 神宮会館 大講堂
  三重県伊勢市宇治中之切町152
  TEL:0596-22-0001 [ マップ ]


こんなみなさまの参加をお待ちしています!

  • 観光客の集客増に新たなマーケットを開発したい、観光事業者、飲食、商業施設のみなさん。
  • 地域社会のノーマライゼーション化を推進したい、市民のみなさん。
  • 観光再生や、住みよいまちづくりを推進する具体的な事業を模索されている、政策担当のみなさん。
バリアフリーな宿泊施設のご紹介もいたします。ご希望の方は、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターへご相談下さい。

スケジュール(21日)

※都合により内容を変更する場合があります。

9:00 ■ 開場
10:00
■ 開会 「日本一のバリアフリー観光県推進宣言」 三重県知事 鈴木 英敬氏
10:30

12:00
■ 基調講演 竹中 ナミ氏(社会福祉法人プロップ・ステーション理事長)
「マイナスこそプラスの種〜バリアから生まれるノーマライゼーション」
12:00

13:30
■ 休憩 「伊勢・旅バリフォン」でおはらい町散策と昼食
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターが国土交通省ICT事業で開発したバリアフリーアプリ「伊勢・旅バリフォン」を使って、おはらいまち散策と昼食を各自でお楽しみください。
■ 日本バリアフリー観光推進機構加盟団体の活動紹介コーナー(開場から閉会まで設置)
北海道(旭川)カムイ大雪バリアフリーツアーセンター
宮城県ゆにふりみやぎ
福島市ふくしまバリアフリーツアーセンター
東京・関東東京バリアフリーツアーセンター/高齢者・障がい者の旅をサポートする会
伊豆伊豆バリアフリーツアーセンター
三重県伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
鳥取県トラベルフレンズ・とっとり
島根県プロジェクトゆうあい
呉市呉バリアフリーツアーセンター
新居浜市四国バリアフリーツアーセンター
福岡市バリアフリーネットワーク九州会議
佐賀県(嬉野)佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター
沖縄県バリアフリーネットワーク会議
愛知県チックトラベルセンター
兵庫県しゃらく
石川県石川バリアフリーツアーセンター
13:30

15:00
■ バリアフリー観光 先進事例発表

● 福島:バリアフリー観光が震災を越えて集客
特定非営利活動法人ふくしまバリアフリーツアーセンター センター長 佐藤 由香利

●旭川:坂道の旭山動物園も冬の豪雪も、バリアフリーで集客/
    スマートフォンでバリア情報発信

カムイ大雪バリアフリーツアーセンター センター長 五十嵐 真幸

● 伊勢:協働によるバリアフリー観光化事業で宿泊客倍増も!
伊勢市 観光企画課 上村 静香 氏

15:00

17:00
■ トークセッション
「バリアが魅力の観光地をノーマライゼーション化」

● 出演
社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長 竹中 ナミ氏
伊勢市長 鈴木 健一氏
国土交通省観光庁 観光産業課課長 寺田 吉道氏(ユニバーサルツーリズム担当)
特定非営利活動法人佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター 理事長 小原 健史(元全旅連会長)

● アンカーマン 
特定非営利活動法人日本バリアフリー観光推進機構 理事長 中村 元

17:00 ■ 閉会


基調講演・出演者・発表者紹介

三重県知事
鈴木 英敬氏

鈴木英敬氏

社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長
竹中 ナミ氏

竹中ナミ氏

1948年兵庫県神戸市生まれ。ニックネーム「ナミねぇ」。重症心身障害の長女(現在40歳)を授かったことから、独学で障害児医療・福祉・教育を学ぶ。1991年、草の根のグループとしてプロップ・ステーションを発足、理事長に。
ICTを駆使してチャレンジド(障害を持つ人の可能性に着目した新しい米語)の自立と社会参画、とりわけ就労の促進を支援する活動を続けている。「チャレンジドを納税者にできる日本」をスローガンに、95年よりチャレンジド・ジャパン・フォーラム(CJF)国際会議を主宰。内閣官房雇用戦略対話委員、社会保障国民会議委員、財務省財政制度審議会委員、総務省情報通信審議会委員、内閣府中央障害者施策推進協議会委員、国土交通省歩行者移動支援プロジェクト委員、などを歴任。2009年春、米国大使館より「勇気ある日本女性賞」を授与される。同年天皇皇后両陛下より「春の園遊会」に招かれる。2010年6月、NHK経営委員に就任。2012年4月、関西大学経済学部客員教授 に就任。2012年9月、経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」運営委員会委員 に就任。
著書に「ラッキーウーマン〜マイナスこそプラスの種」(飛鳥新社)など。

伊勢市長
鈴木 健一氏

鈴木健一氏

1975年生まれ。
衆議院議員公設秘書、伊勢市議会議員を務めた後、2009年より伊勢市長。
日本の観光発祥の地である伊勢市の観光再生と高齢化社会のまちづくりのために『伊勢市バリアフリー観光向上事業』を実施、日本一のバリアフリー観光都市を目指す。
国土交通省観光庁
観光産業課
課長 寺田 吉道氏

寺田吉道氏

1965年生まれ。
1989年旧運輸省入省。国土交通省で鉄道、航空、海上交通などを担当。
2012年6月より現職。岐阜県岐阜市生まれ。
特定非営利活動法人
日本バリアフリー観光推進機構
理事長 中村 元

中村元

1956年生まれ。
伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの理事長でもあり、バリアフリー観光の伝道者。サンシャイン水族館など話題の水族館プロデューサーとして活躍、全国各地の水族館を手がけながらバリアフリー観光を広めている。
著書に「恋に導かれた観光再生」など多数。
特定非営利活動法人
佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター
理事長 小原 健史

小原健史

1948年生まれ。
嬉野温泉・和多屋別荘の代表取締役。全国旅館組合連合会会長を経て嬉野市商工会長を務める。
8年前に伊勢志摩BFTCの中村元理事長と出会い佐賀嬉野BFTCを開設、佐賀県と連携して2010年全国UD大会を嬉野温泉で開催。
特定非営利活動法人
ふくしまバリアフリーツアーセンター

ふくしまバリアフリーツアーセンター

震災と原発事故による風評被害で落ち込む福島市の観光産業だが、バリアフリー観光の集客は伸びている。
パーソナルバリアフリー基準による送客、ボランティアセミナーの開催、花見山での花見客への介助ボランティアなど地道な活動が効果を上げている。
特定非営利活動法人  カムイ大雪
バリアフリーツアーセンター

カムイ大雪バリアフリーツアーセンター

人気の旭山動物園はきつい坂だらけだが攻め方次第ではバリアフリーに。酷寒豪雪の旭川の冬も車イスで楽しい北の旅に。「"遊び"を基本にすればバリアも楽しめる」をモットーに、北海道のアクティビティーを開発。国交省の歩行者支援事業に採択されスマートフォンでのバリア情報提供も実現した。
伊勢市 × 特定非営利活動法人
伊勢志摩バリアフリーツアーセンター

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター

伊勢市は観光のバリアフリー化事業を伊勢志摩バリアフリーツアーセンターとの協働により実施した。パーソナルバリアフリー基準を行政が採用した日本初の試みは、宿泊施設の意識を変え、観光客が今何を必要としているかを考えるようになった。中には、売り上げが倍増した旅館もでてきた。


6月22日(土)エクスカーション

※事前申し込み制。フォーラム参加と合わせてお申し込みください。

9:00 ■ 内宮 宇治橋前集合
9:00

10:30
■ エクスカーション「障がい者の神宮参拝&サポートボランティア体験」
 定員:障がい者20名 ボランティア体験20名 ※見学は自由
 料金:無料
 主催団体:車いすde伊勢神宮参拝プロジェクト/伊勢志摩バリアフリーツアーセンター


参加お申し込み

お申し込みは、下記の「参加申し込みフォーム」、またはTEL、FAX、E-mailなどで受け付けます。
人数把握のため、できるだけ事前の参加申し込みをお願いいたします。
申し込みがなくてもフォーラムへの参加は可能ですが、翌22日(土)のエクスカーションについては、フォーラム参加と合わせて事前にお申し込みをいただいた方のみに限らせていただきます。

【 申し込み先 】 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター(木曜日定休)
          TEL:0599-21-0550 FAX:0599-21-0585 e-mail:iseshima@barifuri.com 
申し込み用紙ダウンロードはこちらから→【 Word 】,【 PDF

バリアフリーな宿泊施設のご紹介もいたします。ご希望の方は、 伊勢志摩バリアフリーツアーセンターへご相談下さい。

参加お申し込みフォーム
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お身体の不自由な
方はお身体の状態
▼6/22のエクスカーションについて
【参加】 車いすを使用しての参拝希望(歩行不自由な方のみ)定員:20名 
※参加者氏名

車いす以外の身体介助希望 
※参加者氏名と詳細

参拝サポート体験希望  定員:20名 
見学希望 
【不参加】  
その他ご要望など

お問い合わせ

特定非営利活動法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター  TEL:0599-21-0550 e-mail:iseshima@barifuri.com 
特定非営利活動法人 日本バリアフリー観光推進機構     TEL:03-6380-0745 e-mail:info@barifuri.jp



日本バリアフリー観光推進機構が、バリアフリー旅行をリードします。

日本バリアフリー観光推進機構は、バリアフリー旅行を一定の水準で全国的にサービスするために誕生した組織です。バリアフリー観光に取り組む観光地によって組織され、体の不自由な旅行者からの旅の相談を、観光地の相談センターで直接受けることで、個人個人の満足度が大切にされるべき本来の「観光」を、ユニバーサルデザインの考え方のもとで実現する『パーソナルバリアフリー基準』を運営しています。(パーソナルバリアフリー基準は、2011年より日本バリアフリー観光推進機構が、全国のバリアフリー観光地の統一基準として採用運営をしています)

■ 日本バリアフリー観光推進機構のメンバー (法人格略) http://barifuri.jp/portal/page/npo.html
北海道(旭川):カムイ大雪バリアフリーツアーセンター / 宮城県:ゆにふりみやぎ / 福島市:ふくしまバリアフリーツアーセンター / 東京・関東:東京バリアフリーツアーセンター、高齢者・障がい者の旅をサポートする会 / 伊豆:伊豆バリアフリーツアーセンター / 三重県:伊勢志摩バリアフリーツアーセンター / 鳥取県:トラベルフレンズ・とっとり / 島根県:プロジェクトゆうあい / 呉市:呉バリアフリーツアーセンター / 新居浜市:四国バリアフリーツアーセンター / 福岡市:バリアフリーネットワーク九州会議 / 佐賀県(嬉野):佐賀嬉野バリアフリーツアーセンター / 沖縄県:バリアフリーネットワーク会議 / 愛知県:チックトラベルセンター / 兵庫県:しゃらく / 石川県:石川バリアフリーツアーセンター

日本バリアフリー観光推進機構〒160-0004 東京都新宿区四谷2-14-8 YPCビル7F
TEL:03-6380-0745 e-mail:info@barifuri.jp
HP:http://barifuri.jp/
■主催:特定非営利活動法人 日本バリアフリー観光推進機構
■主管:特定非営利活動法人 伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
■後援:伊勢市  / 観光庁/三重県/鳥羽市/志摩市/松阪市/伊賀市/亀山市/三重県観光連盟/伊勢市観光協会/
鳥羽市観光協会/志摩市観光協会/松阪市観光協会/伊賀上野観光協会/亀山市観光協会/
伊勢おはらい町会議/外宮参道発展会/外宮にぎわい会議/三重県障害者団体連合会 (法人格略)